小学校における家庭科のアクティブラーニングの事例

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購買に関するアクティブラーニングの事例

  小学校の家庭科では、第5学年で扱う「買い物の仕方を考えよう」という単元があります。この単元では、目的に応じて品物を適切に選び、購入できるよう、どのような観点で品物を見て、選べばよいのかを学習します。アクティブラーニングでは、「この時はこのような商品を選びなさい」と教師が提示するのではなく、実際に子どもたちが目的意識を持ち、どのような観点で選べばよいのか考え、買い物をする際の観点を知識・技能として習得できるようにします。
この単元のアクティブラーニングの事例として、「みそ汁に入れる具材としての豆腐選び」を題材にしたものがあります。まず、2種類の豆腐の写真を見て、どちらの豆腐がよいか選ばせます。この段階では、選んだ理由として、「パッケージがよい」などのみそ汁の具材を選ぶという観点から外れたものや、観点を持てず、選んだ理由を答えられない児童の姿もあります。

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その後、それぞれの豆腐の違いを班の友だちと話し合ったり、自分が選ぶ際に重要だと思う観点を発表したりする学習を行います。そうすることで、見た目で選んでいた子が、量や賞味期限などにも目を向けるなど、自分が持っていなかった観点に気付くことができ、また、観点を持つことができていなかった児童も、だんだんと自分の意見を持ち、表現できるようになっていきます。

このように、友だちと自分の持つ観点を出し合いながら2種類の豆腐を比較し、みそ汁の具材として適切なのはどちらなのか、目的意識を持って主体的に考えることで、より実践的な知識・技能を身につけることが出来ます。以上、家庭科のアクティブラーニングの事例でした。

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