音楽科のアクティブラーニング事例

Pocket

合唱のアクティブラーニング

アクティブラーニングとは、学習者が主体的・能動的に学習に取り組むことです。音楽科は、歌を歌う、楽器を演奏するなど、その活動自体はアクティブであると考えられます。しかし、例えば、教師から指図されるままに歌わされて合唱の練習をしているなど、学習者が主体的にこれらの活動を行っていない場合は、アクティブラーニングであるとは言えないのです。

音楽1

音楽科の授業でよりよい合唱づくりを目的にアクティブラーニングを行った事例として、タブレット端末を活用したものがあります。生徒が、自分たちの合唱タブレット端末で録画し、その場で再生し、歌っている姿や声などを確認します。映像で歌っている時の口の開け方や表情などを客観的に見て、歌っている姿のよい友だちを見つけ、自分の歌い方と友だちの歌い方を見比べることができます。そうすることによって、自ら改善点に気付き、よりよく変えていくことができます。また、歌っているときは自分の声や、自分の周辺の声がよく耳に入ってきますが、録音することで、自分たちの歌声が全体でどのような仕上がりになっているのかを聴くことができます。自分たちの歌について、音程はあっているか、リズムは正しいか、高音の伸びや低音の響きはどうか、もっと表現の工夫が出来るところはないかなど、グループで検討し、よりよい合唱にしていくための案を出し合い、練習に生かします。

音楽2

このように主体的に取り組むことによって、練習することに意味が生まれ、自分たちで気付いていくことで理解も深まり、より学習の効果を高めることが出来るのです。以上、音楽科のアクティブラーニングの事例でした。