中学校・英語科のアクティブラーニング事例(明日の授業で使えるゲーム集⑮)

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アクティブラーニングが導入されることになって、現場の教師の方々はさらに多忙の日々を極めていることかと思われます。今回の記事では、中学校における英語科のアクティブラーニングの事例として、明日の授業で使えるゲーム集を文法項目別に取り上げたいと思います。この記事が、明日の授業に悩まれる教師の方々の一助になれば、これ以上の喜びはありません。今回は受動態を中心に取り上げます。
学習者

物当てクイズ

今回は受動態を使用したゲームです。受動態は動作主を強調せず、動作に焦点を置く表現です。これを活用して、「物当てクイズ」という単純ながら盛り上がりやすいゲームを行いたいと思います。事前に学習者にワークシートを配布しておき、それぞれ別の物の名前が書かれてあります。それを名前を言わずに、説明しながら相手に当てさせるゲームです。この物の名前は固有名詞がいいでしょう。「Kokoro」という本だったら、「This book was written by Natsume Soseki.」などと、受動態を使用して表現することができます。
デート

恋人の自慢ゲーム

次は少し趣向を変えて、恋人の自慢ゲームを行います。このゲームは、学習者の中にリアルな世界で失恋をしたばかりの者もいるかもしれないので、十分に注意しながら行う必要があります。学習者にペアーになってもらい、架空の世界でいいので、自分に恋人がいると仮定して、その人に昨日何をしてもらったかをお互いに自慢しあうゲームです。「I was cooked dinner by my girl friend yesterday.」などと恋人にしてもらったことを自慢しながら、ペアーで語り合うゲームです。これにより学習者は、自分の大切な人について、恥じらうことなく、紹介しながら称賛するというコミュニケーションを経験します。自分の気持ちに正直に生きることは、自分を見つめなおすことにもつながり、生きていくための人間理解のためには最適な経験です。このように、アクティブラーニングでは、実際のコミュニケーションに即した言語活動(タスク活動)を行う必要があります。将来、学習者がどんな言語使用場面に出くわすかを考えて、アイディアを考案する必要があります。アクティブラーニングは教師の人生経験によって、深化するのではないでしょうか?