中学校・英語科のアクティブラーニング事例(明日の授業で使えるゲーム集⑭)

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アクティブラーニングが導入されることになって、現場の教師の方々はさらに多忙の日々を極めていることかと思われます。今回の記事では、中学校における英語科のアクティブラーニングの事例として、明日の授業で使えるゲーム集を文法項目別に取り上げたいと思います。この記事が、明日の授業に悩まれる教師の方々の一助になれば、これ以上の喜びはありません。今回は比較級・最上級を中心に取り上げます。
学習者

相手を誉め誉めゲーム

今回は比較級と最上級を使用したゲームです。このゲームでは、学習者をペアーにならせ、相手を誉めるゲームをします。菊地省三先生の実践に「誉め言葉のシャワー」というものがありますが、それを英語を行うようなイメージになります。学習者が相手に対して、比較級や最上級を使用して、ひたすら褒めちぎります。「You are nicer than me.」「You are the best soccer player in this school.」など、やや大げさに相手を誉めます。褒められた相手は謙遜しながら、「No. You are nicer than me.」などと言い返します。そこから英語を使用して、お互いの良さをどんどん褒めちぎるゲームに展開させます。ペアーでのゲームが終了したら、本物の「誉め言葉のシャワー」の実践のように、学習者を教卓に立たせ、学級の学習者たちから褒め言葉をかける内容にしても良いと思われます。この際、誉め言葉が逆に心理的なストレスにならないように、またふざけてからかいあうようなことのないように、学習集団の規律を事前にしっかりと守っておくことが必要とされます。相手を誉めるというのは大切なことですが、勇気のいることです。その受容性を学習者に身に着けさせるには最適なゲームだと思います。
学習者
英語の言語使用とは、実際の言語使用場面に即したものでなければなりません。将来、学習者がこんな言語使用場面に対面するだろう……そのために、今必要なことは何か、というバックワードから活動を考案することが非常に大切になってきます。アクティブラーニングとは、実際の現実世界で使用できる能力を学習者に身に着けさせることが肝要となってきます。「将来学習者にこんな風な大人に育ってほしい」という希望がアクティブラーニングを進化させていくのではないでしょうか?