中学校・英語科のアクティブラーニングの事例(明日の授業で使えるゲーム集⑬)

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アクティブラーニングが導入されることになって、現場の教師の方々はさらに多忙の日々を極めていることかと思われます。今回の記事では、中学校における英語科のアクティブラーニングの事例として、明日の授業で使えるゲーム集を文法項目別に取り上げたいと思います。この記事が、明日の授業に悩まれる教師の方々の一助になれば、これ以上の喜びはありません。今回は助動詞should, have to, mustを中心に取り上げます。
学習者

相手を説得ゲーム

今回は助動詞should, have to, mustを使用したゲームです。shouldは軽度の強要、have toは客観的な強要、mustは主観的な強い強要を表現します。これらを使い分けながら、相手を説得するゲームを行います。例えば、今日の午後どこにいくかについて、学習者がペアーになって、それぞれ違う場所に行きたいことにします。そして、相手を納得させるのがこのゲームの目標です。いかに相手を気遣いながら、こちらの言い分に寄せていくかがポイントになります。「You should go to game center with me.」「No, You have to go to library. We have to study for the test!」などと、主観と客観を行き来しながら、相手を納得させる簡単なディスカッションです。このゲームによって、相手と喧嘩しながらも仲良くやっていく能力を身に着けさせることを目標とします。
学習者
真の相互文化理解には、他の文化背景を持つ人間と、喧嘩しながらも仲良くやっていく能力を身に着けることが大切です。そのための、相互理解のトレーニングをこのゲームで行うことができます。文法を使用したゲームといっても、学習者が将来どのような言語使用場面に置かれるかを念頭に置きながら考案する必要があります。「こんな学習者に育ってほしい!」という願いを込めて、アクティブラーニングは教師と学習者の協同によって進化していくのではないでしょうか?