中学校・英語科のアクティブラーニングの事例(明日の授業で使えるゲーム集⑨)

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アクティブラーニングが導入されることになって、現場の教師の方々はさらに多忙の日々を極めていることかと思われます。今回の記事では、中学校における英語科のアクティブラーニングの事例として、明日の授業で使えるゲーム集を文法項目別に取り上げたいと思います。この記事が、明日の授業に悩まれる教師の方々の一助になれば、これ以上の喜びはありません。今回は知覚動詞を中心に取り上げます。
学習者

これは何でしょうゲーム

今回は知覚動詞を使用したゲームについて説明します。中学校の段階でまず登場するのがlook、smell、tasteという視覚、嗅覚、味覚に関する表現です。このような感覚に訴える表現を使用する場合、感覚を活用したアクティビティを考えなければなりません。その一案として、「これは何でしょうゲーム」について紹介します。まず、学習者をペアーにし、背中合わせで座らせます。学習者Aに食べ物などのモノを用意し、それを触ったり、においをかいだり、実際に味わったりさせます。そして、その学習者の主観で「This smells good.」「This looks red.」などと言い、パートナーの学習者Bがそれを何か当てるゲームです。このゲームを通じて、学習者は主観と主観のぶつかり合いという感情体験を経験します。自分の主観だけで世界は成立しているのではないという「常識」を、学習者に体験させるゲームです。ある程度、ゲームが進行したら、クラスのムードメーカーなどに教卓で実践させてもよいでしょう。
学習者
このように、英語のコミュニケーション活動というのは、実際の言語使用場面に即した活動である必要があります。Realiaがあれば、それを盛り上げる良い要素となります。実際に食べ物などを用意することにより、臨場感が強まり、学習者は英語を使用してコミュニケーションをとりたいと思うものです。アクティブラーニングにおける言語活動というのは、コミュニケーションのための言語のことを指し、実際に学習者が「使いたい」と思えるような活動を提示することが肝要です。