中学校・英語科のアクティブラーニング事例(明日の授業で使えるゲーム集➆)

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アクティブラーニングが導入されることになって、現場の教師の方々はさらに多忙の日々を極めていることかと思われます。今回の記事では、中学校における英語科のアクティブラーニングの事例として、明日の授業で使えるゲーム集を文法項目別に取り上げたいと思います。この記事が、明日の授業に悩まれる教師の方々の一助になれば、これ以上の喜びはありません。今回は過去進行形と動詞giveを中心に取り上げます。
学習者

カップルのケンカゲーム

まずは、過去進行形を使ったゲームからです。今回はゲームよりもロールプレイの要素が大きいと思います。まず、学習者にワークシートを配布し、昨日したことを書かせます。そして、同性同士でペアーを組ませ、架空のカップルにします。異性だとやはり精神的な配慮が必要なので、同性同士でカップルと見立てることにします。ペアーで「昨日電話をかけたのに出なかった。何をしていたの?」というセリフを言わせ、相手が何をしていたのかを言います。「Sorry, I was studying English.」など、過去進行形を使って、そのときどんな動作をしていて、その動作が完了していなかったことを伝えます。その後は、英語を使用して、仲直りをするのが目的です。ここでは、過去進行形にこだわる必要はありません。こうしたリアルな言語使用場面を設定することによって、言語使用の臨場感が強まります。また、将来結婚したときなど、「ケンカしながらでも仲良くやっていく」というようなコミュニケーション能力を育てるための活動です。
学習者

恋人の自慢話ゲーム

次は動詞giveを使ったゲームです。先ほどの「カップルのケンカゲーム」と連動しています。学習者にワークシートを配布し、それぞれ自分が好きなものを書かせます。その好きなものの絵を描かせると、アクティブラーニングの柱である「創造性」も重視した活動になります。それから、ペアーを組ませ、自分の恋人がそのプレゼントをくれたことを自慢する会話を行います。「My girl friend gave me this cake.」などと言って、絵を見せながら、ペアーで恋人にもらったものを自慢します。その後は、英語を使用して、恋人の自慢話をするという設定です。これもリアルな言語使用場面を設定することによって、学習者の「伝えたい」という気持ちを掘り起こすことが目的です。アクティブラーニングにおける言語活動というのは、実際の使用に応じた言語を重視しており、それはすなわちコミュニケーションのための言語ということです。アクティブラーニングを教師が学ぶことによって、自らの言語使用についても振り返る良い機会になるのではないでしょうか?