中学校・英語科のアクティブラーニング事例(明日の授業で使えるゲーム集⑥)

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アクティブラーニングが導入されることになって、現場の教師の方々はさらに多忙の日々を極めていることかと思われます。今回の記事では、中学校における英語科のアクティブラーニングの事例として、明日の授業で使えるゲーム集を文法項目別に取り上げたいと思います。この記事が、明日の授業に悩まれる教師の方々の一助になれば、これ以上の喜びはありません。今回は過去形を中心に取り上げます。

学習者

友達の昨日の記録ゲーム

今回は一般動詞の過去形についてのゲームです。事前に助動詞doやdidを中心とした一般動詞の過去形についての理解は深めておきます。まず、学習者にペアーを組ませます。それぞれの学習者にワークシートを配布して、昨日行ったことを書かせます。ワークシートの左側には自分の昨日行ったことを記入し、右側はパートナーの昨日行ったことを空欄にしておきます。そして、英語を使用して、それぞれパートナーが昨日行ったことを聞いていきます。「Did you study English?」「Yes, I did.」や「No, I didn’t.」などとインタラクションを行い、お互いの昨日行った一日の流れを完成させていきます。ある程度、YES/NO Questionを使用した後は、疑問詞whatと組み合わせて「What did you do?」と聞き、行ったことそのものを聞かせます。こうして、学習者はパートナーの昨日行ったことを尋ねることができ、そのパートナーがどのような人物なのかという想像を膨らませることができます。それを象徴した文を一文でパートナーに語り掛けさせてもよいでしょう。「Oh you are a hard worker!」など、パートナーの昨日行ったことから、その人物の内面について、単純な英語でいいので、表出させることが大切です。
学習者
これにより、学習者は友達との相互理解を深めることができ、自身の「意味のストック=ゼマンティク」を育てることができます。言語使用というのは、ことばを大切にすることから始まり、コミュニケーションとは、お互いの意味付けから成り立つ相互行為です。コミュニケーションを大切にした文法学習を広げていくことが大切ではないでしょうか?コミュニケーションはコミュニケーションによってでしか洗練されません。コミュニケーションを接続し、切断することなく深めることで、アクティブラーニングも進化していくのではないでしょうか?アクティブラーニングもアクティブラーニングにおけるコミュニケーションによって進化していくのです。