中学校・英語科のアクティブラーニング事例(明日の授業に使えるゲーム集➂)

Pocket

アクティブラーニングが導入されることになって、現場の教師の方々はさらに多忙の日々を極めていることかと思われます。今回の記事では、中学校における英語科のアクティブラーニングの事例として、明日の授業で使えるゲーム集を文法項目別に取り上げたいと思います。この記事が、明日の授業に悩まれる教師の方々の一助になれば、これ以上の喜びはありません。今回は疑問詞を中心に取り上げます。
中学生

デートに誘う(疑問詞を使用したゲーム)

when, where, who, what, which, why, howなどの疑問詞は中学校1年生の段階で学ぶ重要な文法事項です。これを使いこなせるようになることが、その後の英語学習をどう変えるかのカギとなるほどです。今回は、このような疑問詞を用いたアクティビティとして、「デートに誘う」というものを取り上げたいと思います。まず、疑問詞の形式と意味をしっかりと学ばせる必要があります。疑問詞は「5W1H」などの国語科の知識を活用して、一度に提示することが大切です。そして、実際の言語使用のゲームです。学習者に同性同士でペアーを組ませます。男子-女子で組ませてもよいのですが、やはり抵抗があると思うので、最初は同性同士で盛り上げると良いでしょう。クラスのムードメーカー的な男子に後で、教卓のところで実践してもらっても良いかもしれません。それぞれ、学習者にワークシートを配布しておきます。これにはデートは「いつ、どこで」行うかということと、「何をもっていけば良いか」ということと、「2人きりで行くか、それともだれか誘うか」などを記入させます。そして、これを基に、ペアーでデートを誘うゲームを行います。2人ペアーともう1人ジャッジを担当する学習者がいても良いでしょう。学習者は「いつだったら空いている(When are you free?)」や「どこに行く(Where do we go to?)」などと聞き、相手はじらしながら、それに答えていきます。最終的に2人きりでデートに行けるようになったら成功です。1人目のターンが終わったら、パートナーと役割を交代して、デートに誘う活動を続けます。「want to~(~したい)」という未習事項も、「want to go to~(~へ行きたい)」のように提示しておくと、後々に不定詞を学ぶときの橋渡しにもなります。ジャッジにどちらの方が説得力があったかを判定してもらい、ゲームは終了です。
デート
英語の文法とは、形式と意味のみならず、実査の言語使用の場面に照らして考えることが重要です(他にも疑問詞を使用したゲームはあります)。アクティブラーニングでは、言語活動と実際に「活きる」能力が重視されており、学習者が主体的に「この文法使ってみたい」と思わせることが大切です。