アクティブラーニングにおける3つのグループディスカッションの手法

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3分でわかるグループディスカッション

アクティブラーニングを構成する要素として代表的なものに、グループディスカッションが挙げられます。

授業にグループディスカッションを取り入れることによって、学生が主体的に授業に参加するようになり、より能動的に学ぶ機会を提供できると考えられます。

グループディスカッションの手法は多種多様ですが、ここでは比較的短時間で簡単に導入できる代表的な手法をいくつか紹介します。

最初に紹介する手法は「シンクペアシェア」です。

文字通り、自分で考えペアで共有するという方法です。自分の考えを明確にし他者の意見と対比しながら考えを深めることに有効であると言われています。また、クラス全体で行う討論の準備として活用する場合もあります。

シンクペアシェアの手順はご覧のとおりです。

まずは一人で考え、その後ペアになって考えた結果を共有します。お互いの意見に相違がある場合は、根拠を明確にした上で考えを整理します。また、ペアで話し合った結果をクラス全体で共有する場合もあります。

続いての手法は「ラウンドロビン」です。

ブレーンストーミング技法の一つで、質問や評価をせずに新しいアイディアを次々に生み出していくことを目指します。

ラウンドロビンの手順について説明します。

4名~6名程度のグループを作ります。次に、教員から全体に対して問題を提示し、グループで順番を決めて全員が発言するまで続けます。この時、素早く簡潔にアイディアを出すこと、質問や評価は挟まないことなどポイントを明確に伝えることが重要です。

最後に「マイクロディベート」を紹介します。

ディベートはある論題に対して、肯定側と否定側に分かれて議論を行いますが、これを簡易的に行う手法がマイクロディベートです。

マイクロディベートの手順はご覧のとおりです。肯定側、否定側の立場でそれぞれ論評を5つ以上書き出した上で、ディベートを行います。学生は肯定側・否定側・ジャッジを交代しながらディベートを繰り返しますので計3回のディベートを行うことになります。

グループディスカッションについて代表的な手法を3つご紹介しました。

それぞれ、グループの人数や所要時間、進め方などが異なりますので議論する内容や授業の形態などに応じてやりやすい方法を選択肢てください。