小学校における社会科のアクティブラーニングの事例(好きな歴史上の人物)

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アクティブラーニングでは、「主体性・協同性・創造性」が重視されています。今回の記事では、小学校の社会科の歴史の授業のまとめとして、好きな歴史上の人物の事例について紹介したいと思います。社会科だからと言って、何も社会科の知識に特化した授業のみを行わないといけないという規則はなく、他の教科と融合させることが重要です。今回は社会科の授業と図画工作の授業を融合させたアクティブラーニングの事例について説明したいと思います。
源義経

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好きな歴史上の人物の調べ学習と人物画描写

では、小学校における社会科のアクティブラーニングの事例について取り上げたいと思います。これは、歴史の1年間の授業の最後の総括的な活動として、取り上げると良いでしょう。これまで学んだ歴史の知識を総動員する活動です。まず、歴史上の人物で好きな人物を1人選ばせます。各学習者に好きな歴史上の人物を選ばせたら、時代ごとにグループを組ませます。平安時代、鎌倉時代、戦国時代、江戸時代、明治時代…など大まかで良いので、時代ごとのグループを作らせます。そして、各グループにタブレットPCを用意し、調べ学習を行わせます。同じ時代の人物についてグループで調べているので、協力しながら学習を進めることができます。タブレットPCで調べながら、その人物の伝記のようなものを作らせると良いでしょう。そして、調べ学習が終わったら、各学習者の個人学習に戻り、その人物の人物画を作らせます。タブレットPCなどで見た、その人物の肖像画などをもとに、自分なりの人物画を作らせます。こうして、社会と図画工作のアクティブラーニングの融合がなされるのです。その人物画が完成したら、それを使用しながら、発表活動を行わせると良いでしょう、こうしてアクティブラーニングにおける主体性・協同性・創造性が育まれます。この活動の応用編として、学習者が作った伝記を「本」にしても良いと思います。卒業間近の学習者にとって、社会科の学習成果がつまった一生残る宝物になります。このように、普段の授業に「創造的な活動」を取り入れられないだろうか、という発想を持つことが大切だと思われます。学習者は創造的な活動を通じて、普段はあまりできない自己を表現する体験を行うことができます。これは人間教育の観点からも大切なことです。学習者を芸術家に育てるという視点が、アクティブラーニングをよりじゅうじつしたものにさせるのではないでしょうか?