小学校における社会科のアクティブラーニングの事例(長篠の戦い)

Pocket

アクティブラーニングでは、学習者の探究心をくすぐる必要があります。単なる知識の伝達は人工知能でも可能です。これからの教師は、いかに学習者の探究心を引き出すかが求められるのです。今回の記事では、小学校における社会科のアクティブラーニングの事例として、長篠の戦いの合戦絵巻を観察する事例について取り上げたいと思います。社会科は特に知識の伝達のみで終わってしまう危険性がある教科です。これからの社会科教育を考えるヒントとして、今回の記事をご参照頂けますと幸いです。
戦国時代-300x206

社会科における「長篠の戦い」の観察

まずは、社会科の教科書における「長篠の戦い」の合戦絵巻を学習者に見せます。それに対して、気づいたことをグループで共有させるのです。例えば、「武田軍には馬に乗っている人が多い」だとか、「織田・徳川軍には鉄砲隊が大勢いる」などの発言を自由に促すのです。ここで注意しなければならないのは、教師はある程度の「解答」は持っているべきでしょうが、それに強引に誘導することは避けなければなりません。あくまで、アクティブラーニングでは、学習者の主体的な学びが重視されるので、その学習者の質の高い学びを妨害するようなことがあってはいけません。発見学習を通じて、社会に出ても、自分の力で考え抜けるようにするのが、アクティブラーニングの目標です。アクティブラーニングはすぐに効果が出るものでもありません。入念に教師が準備して。それに少しずつ乗ってくる学習者が出るのが通例です。アクティブラーニングにおいては、質の高い学びを目指すために、教師も学習者も「忍耐」が必要とされます。
織田信長