中学校におけるictを活用した保健体育科のアクティブラーニングの事例

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体育科の授業をictを活用して行うとなると、どのように蘇るのでしょうか?この記事では、中学校におけるictを活用したアクティブラーニングの事例について紹介します。舞台は水泳の授業です。ict、アクティブラーニング、協同学習、学び合いというキーワードで蘇った体育科の授業はどのようなものなのでしょうか?
水泳

デジタルカメラで水泳のフォームを撮影

ここで準備するのは、防水用デジタルカメラとタブレットPCです。まず、水泳のウォームアップを学習者に行わせます。いくら最先端のアクティブラーニングを実施するとはいえ、危機管理という使い古された概念は除去すべきではありません。そして、実際に水泳の授業に入っていくのですが、学習者にペアーを組ませます。そして1人の学習者には水泳の活動に取り組ませ、パートナーとなるもう1人の学習者にはデジタルカメラを持たせます。1人が泳いでいるのを撮影させるわけです。このとき、水中にもぐっての撮影になるため、安全面に相当留意する必要があります。まずは、教師が手本となって、撮影を実践する必要があるでしょう。25m、ありは50mの区間を泳いでいる間、パートナーの学習者は撮影を続けるわけです。1人が泳ぎ終わったら、交代して、先ほど泳いでいた学習者が撮影側に移ります。撮影していた学習者が今度は泳ぎます。このように、水泳のフォームを撮影することによって、身体性を重視した学習が実現するわけです。
水泳

タブレットPCで学び合い

デジタルカメラで撮影した動画は、他のメディアに移し替える必要があります。大型ディスプレイをプールに持ち込むことは困難であるため、タブレットPCを準備して、デジタルカメラのデータを移し替えます。それを学習者に提示して、それぞれの水泳フォームを確認させるのです。そのデータ画像を見ながら、ペアーで水泳フォームについて確認合わせをさせます。アクティブラーニングの醍醐味である協同学習と学び合いがここで活きてくることとなるのです。従来の授業では、教師が一方的に学習者のフォームについて指導していたと思います。しかし、教師が学習者全員の水泳フォームをしっかりと見つめ、指導に持ち込むのは困難でしょう。そこで、学習者自身にその責務を負わせ、自分たちで発見学習を行わせます。このように、デジタルカメラとタブレットPCというictツールを導入すれば、体育科の授業でも、アクティブラーニングが可能になっていくのです。
水泳