中学校におけるictを活用した数学科のアクティブラーニングの事例

Pocket

数学の授業というのは、図形などを板書することが多く、他の教科より手間がかかるものでした。ictを活用すれば、この労力を一気に効率化させることが可能です。この記事では、図形作成ソフトを使用した、中学校における数学科アクティブラーニングの授業について紹介したいと思います。ict発見学習体験学習をベースにした数学科のアクティブラーニングの取り組み方について、読者の方に少しでも支援できれば幸いです。
図形

図形作成

図形作成ソフトには様々なものがあり、無料で使用できるものも多いです。この新しいictツールを使用するのは、質の高い数学科の授業の実践のためには不可欠です。その例として、Dynamic Drawがあります。直線や円を描くことができ、これまで板書していた手間が省けます。さらに、このツールで描いた図形を、大型ディスプレイに映し出せば、これまでより大きく、ディテールにこだわった図形作成を行うことができます。

ictを活用した数学科のアクティブラーニング

このような図形作成ソフトを使用して、数学科の授業はどのようによみがえるのでしょうか?それは「発見学習」「体験学習」というキーワードでまとめられると思われます。まずは、教師が図形を作成してみせ、理論的な説明を施します。そして、学習者に、自ら図形を作成させることが可能になります。これまでの数学科の授業では、大きな定規やコンパスなどを用いる必要があったため、学習者が黒板に図形を作成するのは困難でした。さらに、時間的な制約、安全面の対策など、考える要素が大量にあったのです。これらを図形作成ソフトは一気に解決します。パソコンの使い方の基礎さえ、学習者に身に着けさせれば、後は1人1人がそれぞれのペースに応じた図形作成を行うことができます。タブレットPCを各グループに配布すれば、それぞれのグループで図形作成を行うことも可能になります。自分たちの手と目と耳を総動員させ、身体を駆使した学習を行うことが可能になってきます。学習と身体性の関連は近年、指摘されるようになってきたので、ictを駆使すれば、体験的な発見学習を、学習者に促進させることが容易になるでしょう。世間では、無理矢理、ictを取り入れる必要はないという声も挙がっているようですが、これまでの学習をより効率化・最適化させることができるictは、これからの学校教育、とりわけアクティブラーニングになくてはならない存在になるのではないでしょうか?
図形作成ソフト