中学校におけるictを活用した社会科のアクティブラーニングの実例

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学校教育においてタブレットPCが注目されています。様々な活用法があり、質の高い授業を作るための便利なメディアとなっています。しかしながら、タブレットPCを購入したのはいいものの、どのように使用すればよいか悩む教師も多いと聞きます。今回の記事では、タブレットPCを駆使した、中学校における社会科のアクティブラーニングの実例について紹介したいと思います。良い道具も、良い知恵がなければ無力です。今回は、タブレットPCという時代の最先端ともいえる「道具」をうまく使用する「知恵」を提供したいと思います。
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1.グループワーク

今回紹介するのは、岡崎市葵中学校における社会科のアクティブラーニングの授業の実例です。題材は例として、「関ケ原の戦いで石田三成が敗北した理由」について学習することとします。まずは、グループに分かれ、関ケ原について学んだことを整理する段階です。このとき、各グループにタブレットPCを配布しておきます。そして、タブレットPCを使用して、インターネットで「関ケ原」について学習者に調べさせます。インターネットの情報源を利用するのは、調査活動においては、最大の効率的な手段と言えます。そして、タブレットPCに調べたことを保存させ、次の語り合いに備えさせます。従来は図書館が、調査活動の最大のメディアでしたが、タブレットPCを活用することによって、各自でいつでも、どこでも「調べる」ことができるようになりました。
話合い活動を取り入れた学びを深める社会科の授業づくり
岡崎市立葵中学校

2.発表

グループごとに調べさせたら、次はそれを発表させる段階に入ります。このとき、タブレットPCには様々な情報を取り込むことができるので、役に立つ情報は全て保存させます。プレゼンテーション用のソフトを使用して、調べたことを「聴衆にわかりやすく説明するにはどうすればよいか」を考えさせます。アクティブラーニングの目指す「協同学習」と「創造性」を、タブレットPCは両方とも実現させることのできる便利なメディアです。タブレットPCでプレゼンテーションを作ったら、それを大型ディスプレイに反映させ、そのまま発表を行わせます。従来の模造紙のようなアナログのメディアでは、時間と労力がかかりましたが、タブレットPCを導入すれば、効率的に、さらに質の高い発表活動を実現することが可能になります。
授業でのタブレットPC活用 期待と不安
Amazon「タブレットPC」
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3.結論

今回は、中学校におけるictを活用した社会科の授業の実例として、タブレットPCを使用した授業展開についてまとめました。もちろん、インターネットには便利な部分と危険な部分があり、その危険性を排除するための事前指導も必要です。しかしそれを逆手に取り、この機会に、「情報リテラシー」や「インターネットリテラシー」を学習者に身に着けさせることも可能になります。情報とはうまく付き合っていかなければなりませんが、タブレットPCを用意することによって、指導の可能性はこれまでより発展するのではないでしょうか?今回の記事の実例を1つの「アイディア」として取り込み、1人1人の教師がより良いアクティブラーニングに進化させていっていただければ幸いです。