中等教育でのアクティブラー二ング事例まとめ

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日本の学校教育では、「アクティブラーニング」が流行していますが、その具体的な事例はあまり知られていないのではないでしょうか?この記事では、国語科と社会科、英語科におけるアクティブラーニングの事例についてまとめたいと思います。

1.国語科のアクティブラーニング(大分県)

まず、大分県のある学校における国語科のアクティブラーニングの事例を紹介します。この事例では、「意見のシェア」が基本となっています。教科書の本文を読み、まずは個人で考えた後、グループごとに話し合いをし、グループの意見をまとめます。その意見を全員で交流し、最後に学習者一人ひとりが「振り返り」を行います。1人では見つからなかった意見も、様々な学習者の意見をすり合わせることで、洗練させていくものです。社会に出て必要な、他人と協力して語り合う能力を身に着けさせることを主眼とした事例でした。

2.社会科のアクティブラーニング(大分県)

次に、大分県のある学校における社会科のアクティブラーニングの事例を紹介します。この事例では、「歴史の時代背景」について主体的に考えることが基本となっています。単なる知識の暗記ではなく、歴史の事件の背景となったことを考えさせるものです。これも、まずは個人で考えて、次にペア―で確認しあいます。その後、学習者が自分の考えを発表するというものになっています。年号などの知識の暗記にとどまらず、「なぜ」という疑問を大切にし、1人1人が考え、最後には他の学習者と考えを共有することをねらいとした事例でした。

3.英語科のアクティブラーニング(広島県)

最後に、広島県のある学校における英語科のアクティブラーニングの事例を紹介します。この事例では、「連帯責任」が基本となっています、例えば、ある学習者が単語あgわからなかったとき、「全員で」辞書を引きます。これは、1人が分からないのは、全員の責任という「連帯責任」という理念に基づくものです。社会に出て必要な連帯責任の重要性を、英語という授業を通して伝える事例でした。

4.結論

ここで紹介したアクティブラーニングの背景からは、「社会に出て必要な力」というキーワードが浮かび上がってくると思います。従来の知識偏重型の教育ではなく、学習者が社会に出て、困らないような指導を行うことが、全事例にあてはまる要素でした。この事例を参考にし、自分なりにアレンジした、「自分だけのアクティブラーニング」を、教師は作っていくことが大切ではないかと思います。